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光触媒新技術で二酸化炭素を出さない水素製造が可能に 夢の太陽光エネルギー変換効率50%へはずみ

岡山大学大学院環境生命科学研究科の高口豊准教授・田嶋智之講師と山口大学、東京理科大学らの共同研究グループは、カーボンナノチューブの光吸収帯を利用した水分解反応による水素製造が可能であることを明らかにしました。
 カーボンナノチューブはこれまで、光触媒の光吸収材料としての利用が困難であると考えられていました。一方、カーボンナノチューブは、従来の光触媒技術では利用できない赤色光~近赤外光(波長600 ~ 1300 nm)を吸収できることから、本研究成果により、太陽光エネルギーの変換効率の大幅な向上が見込まれ、光触媒を利用したCO2フリー水素製造技術への応用が期待されます。本研究成果は3月6日、英国の科学雑誌「Scientific Reports」に掲載されました。

<論文情報等>
論文名: SWCNT Photocatalyst for Hydrogen Production from Water upon Photoexcitation of (8,3)SWCNT at 680-nm Light
「680 nm単色光による(8,3)カーボンナノチューブ選択励起を利用可能な水素発生カーボンナノチューブ光触媒」
著者:Noritake Murakami, Yuto Tango, Hideaki Miyake, Tomoyuki Tajima, Yuta Nishina, Wataru Kurashige, Yuichi Negishi, Yutaka Takaguchi
掲載誌: Scientific Reports , 2017, 7, 43445.  DOI: 10.1038/srep43445
(発表論文はこちら)



<詳しい研究内容について>
(光触媒新技術でCO2を出さない水素製造が可能に
夢の太陽光エネルギー変換効率50%へはずみ


<お問い合わせ>
岡山大学大学院環境生命科学研究科(環)
准教授 高口 豊
(電話番号)086-251-8903
(FAX番号)086-251-8910