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公益財団法人稲盛財団「2019年度稲盛研究助成」に本学教員3人が受賞

 京セラ株式会社の稲盛和夫名誉会長が1984年4月に設立した公益財団法人稲盛財団(名誉総裁:高円宮妃久子殿下)が実施している「稲盛研究助成」において、本年度の助成対象者に対する助成金贈呈式がグランドプリンスホテル京都(左京区)にて4月20日開催され、本学から下記の3人の教員が受賞しました。

津下 充 講師(大学院医歯薬学総合研究科(医学系)小児医科学分野)
 「high mobility group box1によるインフルエンザ脳症の脳血管内皮障害の病態解析」
増田孝彦 特任講師(異分野基礎科学研究所 量子宇宙研究コア)
 「核共鳴散乱法を用いた原子核からの紫外線発光検出」
宗正晋太郎 助教(大学院環境生命科学研究科(農学系)生物情報化学研究室)
  「高等植物の葉緑体包膜に存在する光応答性プロトン輸送体の機能解析」

 本助成は1985年から毎年実施しているもので、将来の人類社会に貢献する人材の育成を目的に、自然科学、人文・社会科学の広範な分野の若い研究者らにできるだけ束縛のない形で研究資金を提供することによって、独創的で将来性のある研究活動を自由に行うものです。式では、はじめに財団理事長を務める稲盛氏があいさつ。続いて本年度の選考委員会委員長を務めた立命館大学の村上正紀学長特別補佐から選考報告が行われた後、財団副理事長の金澤しのぶ氏より助成対象者に贈呈が行われました。
 さらに今回の式での来賓として本学の那須保友理事(研究担当)・副学長が参加。来賓を代表して祝辞を述べました。那須理事は祝辞で「今回の受賞を契機に、“人のため、世のために役立つことが、人間としての最高の行為である”という創設者の理念を胸に、それぞれの専門分野を極めていただきたい」と述べ、今回の助成をもとにさらなる学術の深化・探究や科学技術・イノベーション創出を通した社会課題解決や新たな価値の創造などについて触れ、助成対象者らを激励しました。
 今回、受賞した各教員のコメントは下記のとおりです。

津下講師
 「稲盛研究助成を頂くことになり、大変光栄に感じております。インフルエンザ脳症の予後をさらに改善させるために、新たな治療法の開発研究に邁進したいと思います」
増田特任講師
 「今回採択していただいた原子核からの紫外線発光観測という研究課題は、これまで5年間に渡り準備を進めてきたものです。本助成を元に、ぜひとも研究を成功させたいと考えております。審査委員の先生方ならびに稲盛財団の皆様には、研究課題の意義を認めていただき心より感謝申し上げます」
宗正助教
 「身に余る光栄です。今回の受賞を励みに、微力ながら研究・教育を通じて農学の発展に貢献できるよう頑張っていきたいです」

 本学は、2013年8月に文部科学省が日本のさらなる大学研究力向上や国際的な研究競争力強化等のために全国の大学・研究機関から選定した「研究大学強化促進事業」の選定大学(国内19大学)の一つであり、「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」としての高い研究力を有しています。今後も我が国の自然科学、人文・社会科学の広範な分野の科学技術及びイノベーション創出を支える次世代人材の育成のさらなる増強に力を入れていきます。


2019年度稲盛研究助成対象者: https://www.inamori-f.or.jp/inamori_grants/recipients/


○本学教員の過去の受賞者(所属・役職は受賞時のもの)
 2007年度
  花咲徳亮 助教授(大学院自然科学研究科)
 2008年度
  長岐清孝 准教授(資源植物科学研究所)
 2009年度
  田邊賢司 助教(大学院医歯薬学総合研究科)
 2010年度
  坂本浩隆 准教授(大学院自然科学研究科)
 2011年度
  大久保貴広 准教授(大学院自然科学研究科)
 2013年度
  吉井大志助教(大学院自然科学研究科)
 2015年度
  石川 篤 助教(大学院自然科学研究科)
 2016年度
  菅 倫寛 助教(大学院自然科学研究科)
  池田 啓 助教(資源植物科学研究所)
 2018年度
  藤村篤史 助教(大学院医歯薬学総合研究科)


【本件問い合わせ先】
岡山大学研究推進機構 リサーチ・アドミニストレーター(URA)室
TEL:086-251-8919


津下講師、増田特任講師、宗正助教(左より)


あいさつを述べる稲盛理事長[提供:稲盛財団]


祝辞を述べる那須理事[提供:稲盛財団]


記念撮影[提供:稲盛財団]