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果物輸出促進実証研究の推進会議を開催

 本学大学院環境生命科学研究科(農)の中野龍平准教授が代表を務める、果物輸出促進実証研究(共同実施者として、信越地方から、近畿、中四国地方までの5県、12機関が参加)の関係者は12月7日、岡山コンベンションセンター(岡山市)で推進会議を開催し、今年度の成果や今後の方向について真剣な議論を行いました。
 当日は、協力機関も含め約30人が参加。それぞれが研究内容を発表しました。関係機関によるセミナーも開催され、農林水産省消費・安全局植物防疫課の森本信吾課長補佐から最近の植物防疫についての報告を受けました。
 同研究は、今年度、高性能コンテナの活用によるシンガポールへの海上輸送や、アジアの相手国に好まれる大玉化技術の追求、海上輸送後の低温保存条件や商品として通用する高品質保持のための保護部材利用技術等、海上輸送でのさまざまな条件を見つけ、実証化技術の確立に向けて前進しています。
 なお、高性能コンテナは、岡大農場(本学農学部付属山陽圏フィールド科学センター岡山農場)の横に設置されており、同学部の福田文夫准教授指導の下でセミナーを2回開きました。農業者の信頼も厚く、多くの方からコンテナの実験的利用の申し込みがあり、長期保存の試用実験が行われているところです。まさに、地域戦略プロジェクトの目指す“地域戦略づくり”に貢献しています。
 今後は、マレーシアへの陸送条件の確立や、参加機関が持つ多くの地域品種の中からより海上輸送に適したものの選別など、本学の研究力・技術力で推進していきたいと考えています。
 本学東京オフィスでは、このような多くの機関が参加し、担当省庁の各部署とも関わるプロジェクトの調整役も担っています。

 [本件問い合わせ]
岡山大学東京オフィス URA
TEL : 03-6225-2905

(16.12.20)


農林水産省の森本課長補佐による発表


低温貯蔵されていたブドウを検分する参加者


岡大農場の横にある高性能コンテナ


コンテナの中の岡山産ブドウ(9月以降コンテナで保存し、状況を追跡中)