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【プレスリリース】LEDと性フェロモンを用いた環境・生産に負荷の少ない新型の害虫誘殺トラップを開発

 岡山大学大学院環境生命科学研究科(農)の宮竹貴久教授、ベンハー芙蓉株式会社(岐阜県岐阜市)、富士フレーバー株式会社(東京都羽村市)らの共同研究グループは、貯蔵穀類の大害虫であるタバコシバンムシが、紫外領域(375nm)のLED の直射光に最もよく反応することを実証。LED と既存の性フェロモンの効果を組み合わせることで、メスオスともに捕獲できることを実際の食品工場で実証し、害虫の行動特性を利用した新型の害虫誘殺トラップの開発に成功しました。本研究成果は10月19日(米国東部時間午前7時)に、アメリカ昆虫学会の公式ジャーナル「Journal of Economic Entomology」(Oxford University Press)オンライン版に掲載されました。
 タバコシバンムシは、小麦・米・大豆・菓子・乾麺などの貯蔵穀物の世界的な大害虫で、化学農薬に対する抵抗性系統が出現しています。環境への負荷の視点からも化学的防除が困難で、性フェロモンを用いた方法では、オスしか誘引することができませんでした。
 今回開発した新トラップは、オスの誘引とともに、LEDの光に対する行動特性を利用して、メスの発生スポットも特定することができます。また、化学農薬と比べて、環境・生産に負荷の少ない方法です。今後、タバコシバンムシの発生スポットを特定できるとともに、格段に効率的な防除・管理が実現できると期待されます。

詳細は下記リンク先をご覧ください。

http://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id419.html