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大学院環境生命科学研究科の三木さん、山﨑さんが「Fourth International Ascochyta Workshop 2016」で優秀発表賞を受賞

 本学大学院環境生命科学研究科博士前期課程2年の三木紅葉さんと同1年の山﨑史織さんが10月10~11日、ポルトガル共和国のトロイア市で開催された世界的な会議「Fourth International Ascochyta Workshop 2016」で、優秀発表賞を受賞しました。英語を母国語としない日本人による受賞は初めてです。本会議は、マメ科穀類の病気の原因となるアスコキータ属病原糸状菌に関する世界的な会議であり、受賞者 5 人のうち 2 人に選出されました。同会議では、2日間にわたってアスコキータ属病原菌の病原性・宿主特異性、共進化、生態、抵抗性育種などの最新の研究成果が発表され、同時にテーマ別にそれぞれの技術革新や将来展望についてディスカッションが行われました。
 三木さんは「植物の細胞外アピラーゼによる PAMP 誘導性オキシダティブバースト反応と防御関連遺伝子の発現の制御」(Extracellular apyrase (PsAPY1) modulates the PAMP-induced oxidative burst and accumulation of PR10-1-mRNA in pea)、山﨑さんは「細胞外アピラーゼと植物の非宿主抵抗性との関連について」(Extracellular apyrase (ecto-ATPase) impacts on the non-host resistance to fungal and bacterial pathogens)というタイトルで英語によるプレゼンテーションを行いました。共に病原糸状菌が分泌するサプレッシン(免疫抑制因子)の宿主植物に対する作用点に関する内容であり、将来、抵抗性植物(品種)作出へ向けた新しい品種改良のターゲットとなりうることなどが大きく評価されました。授与者であるコルドバ大学 テレサ・ミラン教授からはさらなる研究の飛躍について激励の言葉が贈られました。両院生は、各国からの研究者による発表に刺激を受けるとともに、英語によるコミュニケーション能力がいかに大切か改めて実感し、さらなる英語力の向上を誓いました。

【本件問い合わせ先】
大学院環境生命科学研究科(農)
教授 豊田和弘
TEL: 086-251-8357

(16.10.21)


(写真右から)優秀発表賞を受賞した三木さん、山﨑さん