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宮竹教授が参画した研究が農林水産省の「研究成果10大トピックス」に

 本学が参画している研究成果が12月10日、農林水産省が選出する「2014年農林水産研究成果10大トピックス」に選ばれました。
 今回選出されたのは、本学大学院環境生命科学研究科(農学系)の宮竹貴久教授が参画した「飛ばないナミテントウの育成と利用技術の開発 -アブラムシ防除に強力でやさしい味方誕生-」です。
 本研究は、農作物において防除が難しい害虫であるアブラムシに対して、天敵のナミテントウを有効利用しています。ナミテントウの中から、飛翔能力の低い個体を検出し、作物上によく定着する系統「飛ばないナミテントウ」を育成。飛ばないナミテントウは、放飼後、長期間の効果持続が確認されており、生物農薬として従来の製品よりも効率の良い利用が可能となっています。現在は、施設野菜類での現場普及と露地での登録に向けて取り組みを進めており、露地での実用化により、さらに広域で化学農薬の使用量の削減が大きく期待されています。宮竹教授は「飛ばないナミテントウは古くから農業が採用してきた育種の技術を使って開発されたもので、環境に優しい害虫防除法として期待できる」とコメント。今後、より良い農産品の育成に寄与したいと抱負を述べました。
 本学は、平成25年8月に文部科学省が日本のさらなる大学研究力向上や国際的な研究競争力強化等のために全国の大学・研究機関から選定した「研究大学強化促進事業」の選定大学(国内19大学)の一つであり、「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」としての高い研究力を有しています。この高い研究力を社会実装に結びつけるために、多様な研究機関や企業などと連携し、農林畜産水産分野や社会を革新する研究開発を精力的に推し進めていきます。

飛ばないナミテントウ利用技術マニュアル(農研機構):http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/pamphlet/tech-pamph/052628.html

【本件問い合わせ先】
大学院環境生命科学研究科(農学系)教授 宮竹貴久
TEL:086-251-8339

(14.12.16)




宮竹教授


飛ばないナミテントウ