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様々な病原体に対する持続的な耐病性を作物に付与する技術の開発(生物生産科学専攻)

◆科学技術振興機構 先端的低炭素化技術開発ALCA
 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
◆研究代表者:能年義輝
◆平成24年度~平成29年度

農作物の病害被害は甚大で、世界の農業生産現場では実に約8億人分もの食糧に相当する膨大な資源が毎年失われている。つまり病害による減収の克服は食糧安全保障や持続可能な社会の実現に大きく貢献しうる。現在、作物の病害防除は主として農薬と耐病性品種で行われているが、これらは特定の病原体を対象とするため自然突然変異によってその効果が容易に打破されてしまう。これに代わる植物保護手法が抵抗性誘導剤による「植物免疫の活性化」であり、薬剤耐性菌が出ず効果が持続的、環境微生物への影響が少ない、対象病害が広い、種々の作物に適用可能という利点を備える。そこで本研究では、植物の免疫応答を活性化する低分子化合物や環状ペプチドを独自開発した手法によって探索同定する。また、薬剤の作用機序を通じた免疫機構の解明と、その作用を応用した作物への耐病性付与技術の創成を目指す。

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