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大学院課程教育における方針

 岡山大学大学院環境生命科学研究科の目標は,循環型社会形成と食料安全保障を確保するための課題解決を通して,人類を含む生命の持続的発展を保証し,安全・安心かつ豊かな社会を実現することです。本研究科は,他研究科と連携・共同しつつ,目標達成を先導できる人材育成のための教育と,人類を含む生命の持続的発展を確実にする新たな学問体系の構築に精力的に取り組んでいます。本研究科では,上記目標の着実達成のために,大学院課程における重要な方針を以下の通り定めます。

入学者受入れの方針(アドミッションポリシー)

 本研究科が,教育を通して循環型社会形成と食料安全保障を確保するための課題解決を先導できる人材育成を行う上で,国内外から広く求める人物像は,以下のような人です。
 (1)文明の持続的な発展を図るために必要な豊かな教養・倫理・専門性を有し,かつ国際的に活躍出来る語学力を有する人
 (2)地球環境の持続的発展や生命現象の解明のための科学的知見に基づく高度な専門性を身につけたいとの強い意欲を持つ人

 本研究科では,入学前に,学士課程の個別的な専門分野において学習する基礎的な知識と能力を身に付けておくことが期待されるほか,それらを応用できる思考力と国際的なコミュニケーション能力を養っておくことが期待されます。そのため,各専攻において英語の能力や各専攻の専門知識を有することを確認する試験,上記人物像を確認する口頭試問を組み合わせた多様な入学試験を実施します。なお入学試験と評価方法の詳細は募集要項に明示します。

教育課程編成と実施の方針(カリキュラムポリシー)

 本研究科では博士後期課程に「環境科学専攻」と「農生命科学専攻」の2専攻を設置し,博士前期課程に「社会基盤環境学専攻」,「生命環境学専攻」,「資源循環学専攻」,「生物資源科学専攻」,「生物生産科学専攻」の5専攻を設置し,ディプロマ・ポリシーを実現するための教育プログラムを実施します。

(博士前期課程)
 博士前期課程では,2年以上の在籍と30単位以上の取得を必要とし,かつ必要な研究指導を受けたうえ,学位論文の審査及び最終試験を行います。
(1)他研究科の兼担教員も含めた横断的必須科目である「専攻概論」を通して,本研究科が掲げる目標や解決すべき課題,論理的思考法,研究倫理や科学者の責任など,専攻・講座を越えた学際的な教育を通して備えておくべき基礎を学びます。
(2)各専攻や他専攻が準備する学際的な授業・演習等により,高度な専門知識を習得するとともに,特別コースや他研究科との共同開講科目などを通して,専門分野以外に備えておくべき知識や技能を学びます。
(3)学生が様々な学術分野の教員との密接なかかわりの中で課題に取り組み,修士論文としてまとめる過程で,その研究領域の先端知識・技術の習得とともに,問題解決力や論理的思考の向上を図ります。
(4)国内外での研究成果の発表やインターンシップを単位化し,プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力,ディベート能力の涵養を図ります。英語による授業を積極的に実施し,母国語以外での知識の習得や発信をサポートします。
(5)専門分野を跨ぐ豊かな教養と高度な専門性を有する学生を育てるために,主指導教員1名に加えて,副指導教員を配して,学生のニーズにきめ細やかに応えられる指導体制を整え,専攻や講座等で実施する研究の中間発表会や定期的なアカデミックカウンセリングなどを通して,プロセス管理を行います。
 以上の教育プログラムによって,豊かな専門的知識を基礎として自立して課題を遂行しうる能力を有し,さらに,リーダーシップを発揮して,国際的にも活躍できる人材を養成します。

(博士後期課程)
 博士後期課程では,専攻特論1単位および演習2単位を含め合計12単位の取得を必要とします。さらに,博士号の審査では,専攻ごとの基準に従い,審査委員会を構成し,書類審査及び口頭試問を行います。
(1)他研究科や他組織の教員も含めた横断的必須科目である「専攻特論」を通して,本研究科の目標や理念,知的財産権,研究倫理や科学者として有すべき矜持など,専攻・講座を越えて,博士後期課程の学生が備えておくべき基礎を学びます。
(2)各専攻や他専攻が準備する最先端の授業・演習等により,より高度な専門知識を習得するとともに,教員とのディスカッションやディベートを通して,より高度な知識や技能を学びます。
(3)学生自ら主体的に課題に取り組み,他の研究者との議論の中で,独創的な研究遂行と論文作成を通して,世界的に通用する課題解決力と論理的思考力を養成します。
(4)国内外での研究成果の発表やインターンシップを単位化し,プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力,ディベート能力のさらなる向上を図ります。
(5)専門分野を跨ぐ豊かな教養とさらに高度な専門性を有する学生を育てるために,主指導教員1名に加えて,副指導教員2名を配して,学生のニーズにきめ細やかに応えられる指導体制を整え,専攻や講座等で実施する研究の中間発表会や定期的なアカデミックカウンセリングなどを通して,プロセス管理を行います。
 以上の教育研究を通じて,豊かな専門的知識と我々が直面する課題を様々な角度から自ら解明しうる能力を有し,持続可能社会の構築を目指してリーダーシップを発揮でき,国際的にも活躍できるプロフェッショナル人材を養成します。

教育目標と学位授与の方針(ディプロマポリシー)

 本研究科は,人類を含む生命の発展的存続を保証し,安全,安心,かつ豊かな社会を実現することを目標として,環境科学,農生命科学,医学,および社会科学を融合させ,高度な専門性と総合性・学際性のバランスを考慮した教育・研究を実施しています。これらの教育・研究活動を通して,深い学識と高度な専門性を身につけた研究者や高度専門職業人を育成し,社会の要請に応えます。人材を育成するための課程修了・学位授与基準は以下の通りです。

(博士前期課程)
 所定の年限在学し,研究指導を受け,所定の単位を修得し,本研究科が行う修士論文の審査及び最終試験に合格した者に,修士の学位を授与します。具体的には,以下のレベルに到達していることを目安とします。
(1)社会において高度の専門性を生かし,問題設定と解決に向けた研究や技術開発などに取り組み,成果を出すことのできる能力とその基盤となる学識を有している。
(2)修士論文は,信頼性の高い結果と誠実な考察に基づいて,明快かつ論理的に書かれている。

(博士後期課程)
 所定の年限在学し,研究指導を受け,所定の単位を修得し,本研究科が行う博士論文の審査及び最終試験に合格した者に,博士の学位を授与します。具体的には,以下のレベルに到達していることを目安とします。
(1)社会においてより高度の専門性を生かし,自立した研究・開発者として研究・開発活動に従事しうる能力と,その基盤となる豊かな学識を有している。
(2)博士論文は,信頼性の高いデータと誠実な考察に基づいて,明快かつ論理的に書かれている。
(3)研究成果は,独創的で新規性に富み,価値ある結果を含んでいる。